カフェオとORIGIN、そしてお客様とで最強のトライアングルを
つくります。各専門分野のプロが無駄のない
且つハイクオリティなサービスを実現。
DDP2.0ファイルは、CDプレスにおける最新の世界標準ファイルフォーマットです。
DDPファイルのデータをプレス工場に直接納品することで、制作者が責任を持って制作したマスタリング済み音源を
従来のCD-Rに記録する方法による音質の変化というリスクを最小限に抑えて忠実な音のCDを製造することが可能となりました。
※プレス工場がDDP納品に対応している必要があります。
スネオヘアー、くるり、マーガレットズロースなど、多くの「ひとくせ」ある
ミュージシャンたちのインディーズデビューアルバムのプロデュースを手がける
THE SUGAR FIELDS原朋信が率いる老舗インディーズレーベル。
Recroding Studio, MasteringStudioの運営、長い音楽制作の実績に基づく
自社ブランドのレコーディング機材の設計、販売、LIVEやレコーディングなど
音楽制作に直結する音楽教室の開催など、徹底したD.I.Y(Do It Yourself)スピリットと、
独自のユーモア感で突き進んでいる。
マスタリングってなんのことか分からない人にはさっぱりわからないですよね。
私シュガーフィールズもはじめて自分のCDをリリースするまでわかりませんでした。
私はむかし、カセット8トラックのMTRで制作して、DATにミックスダウンしていたのですが、どうも市販のCDと比べると音がしょぼい。
その音源をそのままCD化することが決定して、どうしよう、俺の宅録ではしょぼすぎるのではなかろうか心配していたのですが、
それはマスタリングという処理をすることによって解決されました。
そのままメジャーから問題無くリリースできた音源に激変したのですから。
私の宅録作品が、エンジニアさんがちょこちょこっと手元の機材をいじることで、
空間が広がり、音のイメージがくっきりと浮かび上がり、理想的なグルーブ感が出てくる。
おいおい、魔法かよと思いました。
こんなことをしてくれる人には、お願いだから私が生きている間は決して死んで欲しくないと切実に思いました。
マスタリングエンジニアさんはその時、どんな魔法を使ったのかいろいろ調べてみると、
イコライザーとコンプレッサーという機械を使って、その目盛りをいじっていただけでした。
魔法でもなんでもない、誰でもいじれる機械です。
それはもしかしたら私にもできるのではなかろうかと思い、やりはじめたのですが、奥の深さにビビりました。
深みに入れば入るほど、機材のひと目盛りの違いで空間ががらっと変化するのに気がつくようになります。
同じイコライザーと名のついた機材でも、そのメーカー、価格差などによってぜんぜん音が違うことにも気がつきます。
それらの要素を繋げていくと、もう何万種類というマスタリング設定の可能性が出てくるわけです。
あらゆる可能性の中から、その楽曲にぴったりくる最適な設定を作り上げる。
恐ろしい作業です。
いまでも、私はその恐ろしさを感じながらマスタリングをしています。
もちろん良い音楽にとっては、楽曲とアレンジと演奏が一番大切です。
そして気持ち良いミックスダウン。
これらは、徹底的にアーティスティックに作られるべきものと思います。
そのアートを絵に例えるなら、
マスタリングとは、その絵を第3者に安心して楽しんで感じてもらえるように最適な額縁とライティングを選ぶような作業だと思います。
せっかくの名画も、6畳ワンルームの蛍光灯の明かりだけでは伝わらないことが大いにあるからです。
(時には、わざと蛍光灯の明かりを演出することもありますが)
逆に派手過ぎる額縁で絵のムードを台無しにしたり、カラフルな照明で演出し過ぎたりもしないように気をつけて、
絵の持っている空気感を最大限生かせるようにと作業しています。
私にとってのマスタリングとはそういうものです。
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